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— お知らせ —

加温コスト 化石燃料の1/3 エネルギー効率を実証!

2024/03/21

フェニックスの加温エネルギー効率計測テストにおいて
1,197Kcal/kwの熱量を実証しました

 

【テスト内容】
プールの水を加温するフェニックスの消費電力からエネルギー効率を計測する。
(プールとフェニックスを閉塞循環で加温)

 

プールから出る水温をOUT、フェニックスで加温しプールに入る水温をINとする。
INとOUTの温度差と消費電力(表中「電力」)からエネルギー効率を算出。
流量L/時 × (水温IN℃ - 水温OUT℃) = 熱量Kcal/時
熱量Kcal/時 ÷ 電力kw = 熱量Kcal/kw

 

 

フェニックス 熱量推移テスト

2024年2月29日   気温:11.4℃

【結果】
時系列 11:45 のデータで熱量 1,197Kcal/kw を記録した。
一般常識の 860Kcal/kw を 337Kcal 超えるエネルギーを作り出した。

 

【考察】
この結果から、一般的な加熱方法に比べ省電力で加熱できることを実証した。
また、後記の水温推移テスト結果を踏まえ、フェニックスで加温した水温が下がり難い
ことを加味し、加温の為にフェニックスが稼働する時間も減少することから、
更に省電力で加温できることが容易に推測できる。

 

               

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フェニックス 水温推移データ

2024年2月29日

 

【テスト方法】
フェニックス加温とボイラー加温の水各10Lをそれぞれポリバケツに入れ、
時間経過と共に温度を計測した。
フェニックス加温:水道水をフェニックスにて初期温度の25.2℃まで加温
ボイラー加温  :水道水を火力にて初期温度の25.5℃まで加温

 

【結果・考察】
フェニックス加温とボイラー加温のそれぞれ85分後の水温は、
フェニックス加温マイナス7.1℃、ボイラー加温マイナス8.0℃であった。
同条件でフェニックス加温に0.9℃の有意差がある。
今回10Lと少量のテストであったが、温水プールや温浴施設等の大容量では
更に大きな差が出ると思われる。
一定温度を保つ場合、水温降下率が小さいことは加温エネルギーの削減につながり
省エネルギーに対するフェニックス加温に優位性が認められる。

 

左:フェニックス加温    右:ボイラー加温

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